感染症、病原体とその予防、対策(建築物環境衛生管理技術者①)
以下のコンテンツで投稿したいと存じます。
①感染症(感染、病原体)
②感染経路(直接伝播、間接伝播)
③建築物と感染のの問題
⑤感染症の分類
⑥主な感染症の特徴
⑧消毒方法(物理的方法、化学的方法)
⑨日常の予防
①感染とは
「人が微生物に
感染る」とは、
人の細胞の中に微生物(病原体)が侵入して増殖することによって、人の正常な細胞活動を
障害することをいう。
障害が軽度の時は、症状が現れずに抗体が作られ、「不顕性感染」となり、障害が大きいと各種の症状が現れ、「発病」となる。
病原体としては、ウィルス、リケッチア、細菌、真菌、原虫などが主なものである。以下に
以下に病原体の種類と感染症の例を記述する
・ウィルス:大きさ形態→10nmから400nmの球状の小体
・リケッチア:大きさ形態→300nmから500nmの球形ないしは稈形の小体
感染症の例→発疹チフス、つつが虫病・細菌:大きさ形態→1μm前後の球形ないしは稈形の単細胞生物
・真菌:大きさ形態→1から10nm程度、カビの仲間
感染症の例→カンジタ症、白癬症(水虫)
・スピロヘータ:大きさ形態→6から15μm螺旋状の細長い単細胞生物
感染症の例→梅毒、ワイル病
・原虫:大きさ形態→20から500μm以上の単細胞生物
感染症の例→マラリア、クリプトスポリジウム症
②へ続く